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台本 ME-CH-01
構成(12ブロック)
- フック(なぜ今この単元か)
- ゴール提示
- 受験での位置づけ
- 前提チェック
- ポイント3つ
- 定義
- 手順ウォークスルー
- 例題A(標準)
- 例題B(受験)
- 演習
- 落とし穴
- 到達チェック・次単元
注意
- 本文(lessons/ME-CH-01.md)に準拠。創作で範囲を広げない。
- 計算は声に出して手順を言う。
- ブランド名は Medvance のみ。
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元素記号の表記から陽子・中性子・電子の数を出し、周期表の位置からイオンの価数を予測できる
STEP 1
動画
動画は準備中です。教材PDFと授業本文から学習を始めてください。
STEP 2 · スライド
授業スライド。画面共有・印刷・手元確認用です。
スライドPDFを開くSTEP 3 · 教材
例題・解答つきの学習正本。ダウンロードして復習に使えます。
教材PDFをダウンロードSTEP 4
音声
音声は準備中です。
STEP 5
到達ゴール
元素記号の表記から陽子・中性子・電子の数を出し、周期表の位置からイオンの価数を予測できる
上のゴールを意識して、動画・教材PDFで手順を再現してください。
目安 16分 · 章: 物質の構成
STEP 6
授業後に解いて、前提の穴を確認してください。解答は開いて確認できます。
$^{32}_{16}\mathrm{S^{2-}}$ の陽子数・中性子数・電子数を答えよ。
陽子 $16$、中性子 $16$、電子 $18$ — 陽子は $Z=16$。中性子は $A-Z=32-16=16$。電子は $Z-(電荷)=16-(-2)=18$。$2-$ は電子を受け取っているので増える。
原子がイオンになるとき、数が変化するのはどれか。
電子 — 陽子数が変われば別の元素になってしまう。イオン化で増減するのは電子だけ。
$\mathrm{Mg}$(2族)が $\mathrm{Mg^{2+}}$ になりやすい理由を、価電子を根拠に説明せよ。
2族なので価電子が $2$ 個あり、これを手放すと $\mathrm{Ne}$ と同じ安定な電子配置になるため。 — 族番号から価電子数が分かり、価電子数からなりやすいイオンの価数が予測できる。暗記量を減らす鍵。
$\mathrm{Mg}$ と $\mathrm{Cl}$ からできる化合物の組成式を答えよ。
$\mathrm{MgCl_2}$ — $\mathrm{Mg^{2+}}$ の $+2$ を打ち消すには $\mathrm{Cl^{-}}$ が $2$ 個必要。化合物全体は電気的に中性でなければならない。
質量数と原子量の説明として正しいものはどれか。
質量数は陽子と中性子の個数の和で整数、原子量は同位体の存在比で平均した値なので小数になりうる — 塩素の原子量が $35.5$ になるのは、$^{35}\mathrm{Cl}$ と $^{37}\mathrm{Cl}$ の存在比で平均した結果。個数を数えた質量数とは別物。
ME-CH-01 原子・分子・イオンと周期表
元素記号の表記から陽子・中性子・電子の数を出し、周期表の位置からイオンの価数を予測できる
化学の計算問題は「粒子を数える」ことから始まる。ここが不安定なままモル計算に進むと、原因の分からない失点が延々と続く。**暗記ではなく、$^{A}_{Z}\mathrm{X}$ という表記の読み方ひとつで全部片づく**単元。
周期表を「覚えるもの」ではなく「予測に使う道具」として扱う。族番号から価電子数が分かり、価電子数からなりやすいイオンが分かる。この因果を通せば、暗記量が一気に減る。
原子番号(陽子数)が同じで質量数が異なる原子どうし。中性子数だけが違う。化学的性質はほぼ同じで、質量が異なる。例:$^{12}\mathrm{C}$ と $^{14}\mathrm{C}$。
最外殻にあり、結合やイオン化に関わる電子。典型元素では **1〜2族は族番号と一致、13〜18族は(族番号 $-10$)** に等しい(ただし18族の希ガスは価電子 $0$ として扱う)。
$^{12}_{6}\mathrm{C}$ と $^{14}_{6}\mathrm{C}$ について、それぞれ陽子数・中性子数・電子数を答えよ(いずれも電気的に中性)。両者の関係を何と呼ぶか。
- $^{12}\mathrm{C}$:$12-6=6$ 個
- $^{14}\mathrm{C}$:$14-6=8$ 個
$(1)$ $\mathrm{Na^{+}}$($Z=11$)の電子数を求めよ。
$(2)$ $^{32}_{16}\mathrm{S^{2-}}$ の陽子数・中性子数・電子数を求めよ。
$(3)$ $(1)(2)$ で得た電子配置が、それぞれどの希ガスと同じか答えよ。
$$電子数=11-1=10$$
$$電子数=16-(-2)=16+2=18$$
$(1)$ $\mathrm{Mg}$(2族)と $\mathrm{Cl}$(17族)は、それぞれ何価のどんなイオンになりやすいか、価電子数を根拠に説明せよ。
$(2)$ $(1)$ の2つが結びついてできる化合物の組成式を答えよ。
$(3)$ イオン結合とはどのような結合か、一文で説明せよ。
- $\mathrm{Mg}$ は2族なので価電子 $2$ 個。$2$ 個手放すと $\mathrm{Ne}$ と同じ配置になるので $\mathrm{Mg^{2+}}$。
- $\mathrm{Cl}$ は17族なので価電子 $17-10=7$ 個。あと $1$ 個受け取ると $\mathrm{Ar}$ と同じ配置になるので $\mathrm{Cl^{-}}$。
次は ME-CH-02。本単元の到達チェックをすべて満たしてから進む。
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