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台本 ME-SO-01
構成(12ブロック)
- フック(なぜ今この単元か)
- ゴール提示
- 受験での位置づけ
- 前提チェック
- ポイント3つ
- 定義
- 手順ウォークスルー
- 例題A(標準)
- 例題B(受験)
- 演習
- 落とし穴
- 到達チェック・次単元
注意
- 本文(lessons/ME-SO-01.md)に準拠。創作で範囲を広げない。
- 計算は声に出して手順を言う。
- ブランド名は Medvance のみ。
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申込 →共通テスト社会
縮尺の計算を単位換算として確実に実行し、緯度経度から時差を求め、GISの資料を凡例と単位から読める
STEP 1
動画
動画は準備中です。教材PDFと授業本文から学習を始めてください。
STEP 2 · スライド
授業スライド。画面共有・印刷・手元確認用です。
スライドPDFを開くSTEP 3 · 教材
例題・解答つきの学習正本。ダウンロードして復習に使えます。
教材PDFをダウンロードSTEP 4
音声
音声は準備中です。
STEP 5
到達ゴール
縮尺の計算を単位換算として確実に実行し、緯度経度から時差を求め、GISの資料を凡例と単位から読める
上のゴールを意識して、動画・教材PDFで手順を再現してください。
目安 18分 · 章: 地理総合
STEP 6
授業後に解いて、前提の穴を確認してください。解答は開いて確認できます。
縮尺 $1:25{,}000$ の地形図上で $4\ \mathrm{cm}$ の距離は、実際には何 $\mathrm{km}$ か。
$1\ \mathrm{km}$ — $4\ \mathrm{cm}\times 25{,}000=100{,}000\ \mathrm{cm}=1{,}000\ \mathrm{m}=1\ \mathrm{km}$。単位換算として機械的に処理する。
$1:25{,}000$ と $1:50{,}000$ の地形図について、正しい記述はどれか。
$1:25{,}000$ の方が詳しく、狭い範囲を描いている — 分母が小さいほど縮小率が低く、同じ紙面により狭い範囲を詳しく描ける。「縮尺が大きい=広範囲」と覚えると逆になる。
東経 $135°$ の日本と西経 $75°$ のニューヨークの時差を求め、どちらが進んでいるか答えよ。
$14$ 時間。日本の方が進んでいる。 — 経度差は本初子午線をまたぐので足し算で $135°+75°=210°$。$210\div 15=14$ 時間。東にあるほど時刻が進む。
資料問題で最初に確認すべき3点を挙げよ。
単位、凡例、対象年次。 — 単位の見落としで桁違いの比較、凡例の見落としで意味の誤読、年次の見落としで異なる年の資料を並べた誤った変化の主張が起きる。
高齢化率のグラフだけが与えられている。「A市はB市より高齢化率が高い。したがってA市では医療費が高い」という選択肢は正しいか。
誤り。医療費のデータが資料にないため判定できない — 「資料にない因果を足す」典型パターン。前半は資料から言えるが後半は言えず、一部でも言えなければ選択肢全体が誤りになる。
ME-SO-01 地図・GIS・球面上の世界
縮尺の計算を単位換算として確実に実行し、緯度経度から時差を求め、GISの資料を凡例と単位から読める
共通テスト地理の失点は、知識不足よりも図表の読み取り作業のミスで起きる。縮尺の単位換算、凡例の見落とし、資料にない因果の追加。この3つを潰すだけで安定して得点が伸びる。 医学部志望者にとっては短時間で仕上がる科目なので、型を作って理科・数学に時間を回すのが合理的。
地理は暗記量より「図表の読み取り精度」が得点を決める。資料問題では、答えは必ず資料の中にある。 自分の知識で補おうとした瞬間に誤答する設計になっているため、「資料に書いてあるか」だけで判定する。
実際の距離を地図上でどれだけ縮めたかを表す比。$1:50{,}000$ は「地図上 $1$ に対し実際が $50{,}000$」の意味。分母が大きいほど縮小率が高く、広い範囲を粗く描く($1:50{,}000$ より $1:25{,}000$ の方が詳しい)。
地理情報システム(Geographic Information System)。位置にひもづくデータを層状に重ねて可視化・分析する仕組み。単独では見えない関係を、位置を共通の軸にして結びつけられる点に価値がある。
縮尺 $1:50{,}000$ の地形図上で $2\ \mathrm{cm}$ の距離は、実際には何 $\mathrm{km}$ か。単位換算の手順を示して求めよ。また、同じ $2\ \mathrm{cm}$ が $1:25{,}000$ の地形図上ならどうなるか。
$$2\ \mathrm{cm}\times 50{,}000=100{,}000\ \mathrm{cm}$$
$$100{,}000\ \mathrm{cm}=1{,}000\ \mathrm{m}=1\ \mathrm{km}$$
$(1)$ 東経 $135°$ の日本と、西経 $75°$ のニューヨークの時差を求めよ。
$(2)$ GISで複数のデータを「重ねる」ことの利点を、具体例を挙げて一文で述べよ。
- 経度差を求める 東経と西経なので、経度差は足し算になる。
$$135°+75°=210°$$
- 時差に直す 地球は $24$ 時間で $360°$ 回るので、$360°\div 24=15°$ が $1$ 時間に相当する。
$$210°\div 15°=14\ \text{時間}$$
- 向きの確認 東にあるほど時刻が進む。日本は東経、ニューヨークは西経なので**日本の方が $14$ 時間進んでいる**。
- 符号ミスの防ぎ方 東経どうし・西経どうしなら引き算、東経と西経をまたぐなら足し算。「$0°$ の本初子午線をまたぐかどうか」で決まると考えれば迷わない。
- 具体例 「高齢者人口の分布」の層と「医療機関の立地」の層を重ねると、高齢者が多いのに医療機関が少ない地域が一目で分かる。人口統計だけ、施設一覧だけを見ていても、この「ずれ」は発見できない。
- 医療計画・防災計画・出店計画などが GIS の典型的な応用先であり、共通テストでも「重ねることで何が分かるか」という形で問われる。
$(1)$ 資料問題で最初に確認すべき3点を挙げ、それぞれ確認を怠るとどんな誤りが起きるか述べよ。
$(2)$ 「A市はB市より高齢化率が高い。したがってA市では医療費が高い」という選択肢が、資料(高齢化率のグラフのみ)から判定できるか答えよ。
$(3)$ ある地点は東経 $120°$、別の地点は東経 $150°$ にある。両地点の時差を求め、どちらが進んでいるか答えよ。
- 単位を見落とすと、$1{,}000$ 倍の桁違いで比較してしまう(千人と万人の混同が典型)。
- 凡例を見落とすと、色や記号の対応を取り違え、グラフの意味そのものを誤読する。
- 年次を見落とすと、$2010$ 年の資料と $2020$ 年の資料を並べて「増加した」と結論づけてしまう。異なる年次のものを比較しないのが鉄則。
- 資料が示しているのは高齢化率だけ。医療費のデータは資料に一切ない。
- 「高齢化率が高ければ医療費も高い」は一般には妥当に聞こえるが、それは受験生の知識であって資料の記述ではない。これがまさに「資料にない因果を足す」典型パターン。
- 判定基準は「もっともらしいか」ではなく「資料から言えるか」。前半(高齢化率の比較)は資料から言えるが、後半(医療費)は言えない。一部でも言えなければ選択肢全体が誤り。
$$150°-120°=30°$$
- 時差に直すと $30°\div 15°=2$ 時間。
- 東にあるほど時刻が進むので、**東経 $150°$ の地点が2時間進んでいる**。
- 例題Bとの対比 例題Bは東経と西経をまたいだので足し算だった。ここは同じ側なので引き算。本初子午線をまたぐかどうかで演算が決まるという原則を、両方の型で確認しておく。
次は ME-SO-02。本単元の到達チェックをすべて満たしてから進む。
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