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台本 ME-PH-02
構成(12ブロック)
- フック(なぜ今この単元か)
- ゴール提示
- 受験での位置づけ
- 前提チェック
- ポイント3つ
- 定義
- 手順ウォークスルー
- 例題A(標準)
- 例題B(受験)
- 演習
- 落とし穴
- 到達チェック・次単元
注意
- 本文(lessons/ME-PH-02.md)に準拠。創作で範囲を広げない。
- 計算は声に出して手順を言う。
- ブランド名は Medvance のみ。
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変位と道のり、平均と瞬間、速度と加速度をそれぞれ区別し、v-t グラフから加速度と変位を読み取れる
前提: ME-PH-01
STEP 1
クリックで再生。下のスライドPDF・教材PDFと合わせて復習できます。
STEP 2 · スライド
授業スライド。画面共有・印刷・手元確認用です。
スライドPDFを開くSTEP 3 · 教材
例題・解答つきの学習正本。ダウンロードして復習に使えます。
教材PDFをダウンロードSTEP 4
移動中や画面を見られないとき用。再生するまで読み込みません。
STEP 5
到達ゴール
変位と道のり、平均と瞬間、速度と加速度をそれぞれ区別し、v-t グラフから加速度と変位を読み取れる
上のゴールを意識して、動画・教材PDFで手順を再現してください。
目安 18分 · 章: 力学の基礎
STEP 6
授業後に解いて、前提の穴を確認してください。解答は開いて確認できます。
東へ $12\ \mathrm{m}$ 進んだ後、西へ $12\ \mathrm{m}$ 戻った。所要時間は $8.0\ \mathrm{s}$。変位・道のり・平均速度・平均の速さを求めよ。
変位 $0$、道のり $24\ \mathrm{m}$、平均速度 $0$、平均の速さ $3.0\ \mathrm{m/s}$ — 出発点に戻ると変位は0になるので平均速度も0。しかし実際に動いているので平均の速さは0ではない。両者が別物であることが最もはっきり出る場面。
速度が $-8.0\ \mathrm{m/s}$、加速度が $+2.0\ \mathrm{m/s^2}$ の物体について正しいものはどれか。
速度と加速度が逆向きなので減速している — 加速・減速は符号の組み合わせで決まる。同符号なら加速、異符号なら減速。加速度の符号だけを見る判断は誤り。
$v\text{-}t$ グラフについて、傾きと面積はそれぞれ何を表すか。
傾きは加速度、面積は変位 — 面積が変位を表すのは $x=v_0t+\frac12at^2$ を図形的に言い換えたもので、長方形が $v_0t$、三角形が $\frac12at^2$ に対応する。
$t=0$ で $4.0\ \mathrm{m/s}$、$t=5.0\ \mathrm{s}$ で $14\ \mathrm{m/s}$ に一定の割合で増加した。加速度と、その間の変位を求めよ。
加速度 $2.0\ \mathrm{m/s^2}$、変位 $45\ \mathrm{m}$ — $a=(14-4.0)/5.0=2.0$。変位は台形の面積で $\frac{4.0+14}{2}\times 5.0=45$。公式 $x=v_0t+\frac12at^2=20+25=45$ とも一致する。
鉛直に投げ上げた物体が最高点に達した瞬間、速度と加速度はそれぞれいくらか。
速度は $0$、加速度は $9.8\ \mathrm{m/s^2}$(鉛直下向き)で $0$ ではない — 速度が0でも加速度は0ではない。加速度が0なら速度は変化せず、物体は最高点に留まり続けることになってしまう。
ME-PH-02 位置・変位・速度・加速度
変位と道のり、平均と瞬間、速度と加速度をそれぞれ区別し、$v\text{-}t$ グラフから加速度と変位を読み取れる
力学のすべての公式が、ここで定義した量の上に乗っている。「変位と道のりの違い」「加速度の符号と加速・減速の関係」の2点を曖昧にしたまま進むと、等加速度運動でもエネルギーでも同じ場所で失点し続ける。定義そのものが問われる設問も多い。
すべての量に向き(符号)を付けて扱う。まず正の向きを決めて図に書き込むこと。符号を決めずに大きさだけで計算し始めると、往復運動や減速の場面で必ず破綻する。
ME-PH-01 の到達チェックを満たしている(単位換算と有効数字)はじめの位置から終わりの位置へ向かうベクトル量。$x_1$ から $x_2$ へ移動したとき $\Delta x=x_2-x_1$ で与えられる。途中どんな経路をたどったかに一切依存しない点が道のりとの決定的な違いで、出発点に戻れば移動距離がどれだけ長くても変位は $0$ になる。
速度の変化率。$a=\dfrac{\Delta v}{\Delta t}$ で定義され、単位は $\mathrm{m/s^2}$。「速さが変わること」ではなく「速度(向きを含む)が変わること」を表すため、等速円運動のように速さが一定でも加速度は $0$ でない場合がある。
物体が東へ $5\ \mathrm{m}$ 進み、続いて西へ $8\ \mathrm{m}$ 進んだ。全体の所要時間は $4.0\ \mathrm{s}$ である。
$(1)$ 変位 $(2)$ 道のり $(3)$ 平均速度 $(4)$ 平均の速さ をそれぞれ求めよ。
$$\Delta x=(+5)+(-8)=-3\ \mathrm{m}$$
$$5+8=13\ \mathrm{m}$$
$$\bar{v}=\frac{-3}{4.0}=-0.75\ \mathrm{m/s}\quad(西向きに\ 0.75\ \mathrm{m/s})$$
$$\frac{13}{4.0}=3.3\ \mathrm{m/s}$$
ある物体の速度が、$t=0$ で $2.0\ \mathrm{m/s}$、$t=4.0\ \mathrm{s}$ で $10\ \mathrm{m/s}$ まで一定の割合で増加した。
$(1)$ 加速度を求めよ。 $(2)$ この $4.0\ \mathrm{s}$ 間の変位を、グラフの面積と公式の両方で求めて一致を確かめよ。
$$a=\frac{\Delta v}{\Delta t}=\frac{10-2.0}{4.0-0}=2.0\ \mathrm{m/s^2}$$
$$\Delta x=\frac{2.0+10}{2}\times 4.0=24\ \mathrm{m}$$
$$x=2.0\times 4.0+\frac12\times 2.0\times 4.0^2=8.0+16=24\ \mathrm{m}$$
$(1)$ $x\text{-}t$ グラフが時間軸に平行(水平)なとき、その物体の速度はいくらか。
$(2)$ $v\text{-}t$ グラフが水平で $v=6.0\ \mathrm{m/s}$ の一定値をとるとき、加速度と、$5.0\ \mathrm{s}$ 間の変位を求めよ。
$(3)$ 速度が $-6.0\ \mathrm{m/s}$、加速度が $+2.0\ \mathrm{m/s^2}$ の物体がある。$3.0\ \mathrm{s}$ 後の速度を求め、この間に速さが増えたか減ったか答えよ。
$$\Delta x=6.0\times 5.0=30\ \mathrm{m}$$
$$v=v_0+at=-6.0+2.0\times 3.0=0\ \mathrm{m/s}$$
- 速度と加速度が同じ符号 → 速さが増える(加速)
- 速度と加速度が逆の符号 → 速さが減る(減速)
ME-PH-04)でそのまま失点につながる。次は ME-PH-03。本単元の到達チェックをすべて満たしてから進む。
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