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台本 ME-PH-03
構成(12ブロック)
- フック(なぜ今この単元か)
- ゴール提示
- 受験での位置づけ
- 前提チェック
- ポイント3つ
- 定義
- 手順ウォークスルー
- 例題A(標準)
- 例題B(受験)
- 演習
- 落とし穴
- 到達チェック・次単元
注意
- 本文(lessons/ME-PH-03.md)に準拠。創作で範囲を広げない。
- 計算は声に出して手順を言う。
- ブランド名は Medvance のみ。
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等加速度直線運動の3公式を、求めたい量と与えられた量に応じて使い分けられる
前提: ME-PH-02
STEP 1
クリックで再生。下のスライドPDF・教材PDFと合わせて復習できます。
STEP 2 · スライド
授業スライド。画面共有・印刷・手元確認用です。
スライドPDFを開くSTEP 3 · 教材
例題・解答つきの学習正本。ダウンロードして復習に使えます。
教材PDFをダウンロードSTEP 4
移動中や画面を見られないとき用。再生するまで読み込みません。
STEP 5
到達ゴール
等加速度直線運動の3公式を、求めたい量と与えられた量に応じて使い分けられる
上のゴールを意識して、動画・教材PDFで手順を再現してください。
目安 18分 · 章: 運動と力
STEP 6
授業後に解いて、前提の穴を確認してください。解答は開いて確認できます。
「初速 $15\ \mathrm{m/s}$、減速の大きさ $3.0\ \mathrm{m/s^2}$ で停止するまでの距離」を求めるとき、最も速い式はどれか。
$v^2-v_0^2=2ax$ — 時間が問われても与えられてもいないので、時間を含まない第3式を選ぶ。他の式では先に時間を求める2段階になる。
上の設問の停止距離を実際に求めよ。
$37.5\ \mathrm{m}$ — $0-15^2=2\times(-3.0)\times x$ より $-225=-6.0x$、$x=37.5$。減速なので $a$ は負で代入する。
静止から $a=2.0\ \mathrm{m/s^2}$ で加速する物体の $6.0\ \mathrm{s}$ 後の速度と、その間の距離を求めよ。
速度 $12\ \mathrm{m/s}$、距離 $36\ \mathrm{m}$ — $v=0+2.0\times 6.0=12$、$x=\frac12\times 2.0\times 36=36$。平均速度 $(0+12)/2=6.0$ に $6.0\ \mathrm{s}$ を掛けても $36$ で検算できる。
自動車の初速を2倍にすると、同じ減速度で停止するまでの距離は何倍になるか。
4倍 — $x=\dfrac{v_0^2}{2|a|}$ より停止距離は初速の2乗に比例する。速度超過が危険である物理的根拠でもある。
$v^2-v_0^2=2ax$ に時間が現れない理由を述べよ。
第1式と第2式から時間 $t$ を消去して導かれた式であるため。 — $t=\dfrac{v-v_0}{a}$ を $x=v_0t+\frac12at^2$ に代入すれば導出できる。独立した第3の法則ではない。
ME-PH-03 等速直線運動と等加速度直線運動
等加速度直線運動の3公式を、求めたい量と与えられた量に応じて使い分けられる
公式そのものは3本しかない。差がつくのはどれを選ぶかで、ここを機械化できると計算量が大きく減る。特に「時間が問われていない・与えられていない」場面で第3式に手が伸びるかどうかが、試験時間の使い方を左右する。落下運動・投射運動はすべてこの3式の応用である。
問題を読んだら、まず $v_0,\ v,\ a,\ t,\ x$ の5つのうちどれが与えられ、どれを求めるかを書き出す。3公式はそれぞれ5つのうち4つを含むので、登場しない1つが何かで選ぶ式が一意に決まる。
ME-PH-02 の到達チェックを満たしている(符号つきの速度・加速度)加速度が大きさも向きも一定の直線運動。$a$ が定数なので $v\text{-}t$ グラフは直線になり、$x\text{-}t$ グラフは放物線になる。重力だけがはたらく運動(自由落下・投射)はすべてこれに含まれるため、力学の中心的な型となる。
第3式 $v^2-v_0^2=2ax$ は独立な式ではなく、**第1式と第2式から時間 $t$ を消去して得られる**。$t=\dfrac{v-v_0}{a}$ を第2式に代入すれば導ける。だから「時間を含まない」という性質を持つ。
初速度 $5.0\ \mathrm{m/s}$ で動き出した物体が、一定の加速度 $2.0\ \mathrm{m/s^2}$ で加速している。
$(1)$ $3.0\ \mathrm{s}$ 後の速度 $(2)$ その間の変位 を求めよ。
$$v=v_0+at=5.0+2.0\times 3.0=11\ \mathrm{m/s}$$
$$x=v_0t+\frac12at^2=5.0\times 3.0+\frac12\times 2.0\times 3.0^2=15+9.0=24\ \mathrm{m}$$
$$x=\frac{5.0+11}{2}\times 3.0=8.0\times 3.0=24\ \mathrm{m}$$
$20\ \mathrm{m/s}$ で走っていた自動車がブレーキをかけ、一定の割合で減速して停止した。減速の大きさは $4.0\ \mathrm{m/s^2}$ である。停止するまでに進む距離を求めよ。
$$v^2-v_0^2=2ax$$
$$0^2-20^2=2\times(-4.0)\times x$$
$$-400=-8.0x\quad\Longrightarrow\quad x=50\ \mathrm{m}$$
$$x=20\times 5.0+\frac12\times(-4.0)\times 5.0^2=100-50=50\ \mathrm{m}$$
$(1)$ 静止状態から $a=3.0\ \mathrm{m/s^2}$ で加速する物体の、$4.0\ \mathrm{s}$ 後の速度と、その間に進む距離を求めよ。
$(2)$ ある自動車が初速 $v_0$ から一定の減速で停止するまでに距離 $d$ 進む。初速を $2$ 倍にすると停止距離は何倍になるか。
$(3)$ 第3式 $v^2-v_0^2=2ax$ に時間 $t$ が現れない理由を説明せよ。
$$v=0+3.0\times 4.0=12\ \mathrm{m/s}$$
$$x=0\times 4.0+\frac12\times 3.0\times 4.0^2=24\ \mathrm{m}$$
$$\frac{(2v_0)^2}{2|a|}=\frac{4v_0^2}{2|a|}=4d$$
次は ME-PH-04。本単元の到達チェックをすべて満たしてから進む。
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