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高校数学I

無料公開PDF・スライド・音声16数と式

ME-M1-01 · 整式・項・係数・次数の厳密定義

整式と整式でないものを定義に照らして判別し、項・係数・次数・定数項を符号込みで正確に答えられる

整式・項・係数・次数の厳密定義

授業後に解いて、前提の穴を確認してください。解答は開いて確認できます。

  1. 次のうち整式であるものはどれか。

    • A.$\sqrt{2}\,x^2-3$
    • B.$x^2+\dfrac{1}{x}$
    • C.$\sqrt{x}+1$
    • D.$\dfrac{x+1}{x-1}$
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    $\sqrt{2}\,x^2-3$ — 整式の条件は「変数の指数が非負整数」であること。$\sqrt{2}$ は定数なので係数に現れても問題ない。他の3つは $x^{-1}$、$x^{1/2}$、分母に変数、といずれも条件を満たさない。

  2. $-5x^3+2x-7$ について、$x^3$ の係数と定数項を答えよ。

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    $x^3$ の係数は $-5$、定数項は $-7$ — 係数は必ず符号込みで答える。$5$、$7$ と答えるのが最頻出の失点。

  3. $\sqrt{2}\,x$ は整式だが $\sqrt{x}$ は整式でない。この違いを一文で説明せよ。

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    $\sqrt{2}$ は定数なので係数として許されるが、$\sqrt{x}=x^{1/2}$ は変数の指数が非負整数でないため。 — 定義が制約しているのは指数であって係数ではない。根号の中身が定数か変数かを見るのが判別の作業。

  4. $(x+2)(x-3)-x(x-1)$ を展開・整理し、次数を答えよ。

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    $-6$、次数は $0$ — $(x+2)(x-3)=x^2-x-6$、$x(x-1)=x^2-x$。引くと $x^2$ と $-x$ が消えて定数 $-6$ が残る。最高次の項が相殺されるため次数は $2$ ではなく $0$ になる点が急所。

  5. 定数 $5$ の次数はいくつか。

    • A.$0$
    • B.$1$
    • C.定義されない
    • D.整式ではないので次数を持たない
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    $0$ — $5=5x^0$ と見れば指数は $0$ で非負整数。よって定数も整式であり、次数は $0$。ただし $0$ そのものの次数は定義しない。

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