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高校物理(受験) · 物理量・単位・有効数字 · Part 2

無料公開動画・PDF・音声あり8力学の基礎

ME-PH-01-P02 · 有効数字と計算結果の丸め

有効数字を数え、演算別の規則で計算結果を丸められる

前提: ME-PH-01-P01

STEP 1

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STEP 3 · 教材

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STEP 4

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STEP 5

このPartのポイント

到達ゴール

有効数字を数え、演算別の規則で計算結果を丸められる

上のゴールを意識して、動画・教材PDFで手順を再現してください。

目安 8分 · 章: 力学の基礎

STEP 6

確認クイズ

授業後に解いて、前提の穴を確認してください。解答は開いて確認できます。

  1. 0.0120の有効数字は何桁?

    • A.2桁
    • B.3桁
    • C.4桁
    • D.5桁
    解答を見る

    1

  2. 1.20×10³の有効数字は?

    • A.1桁
    • B.2桁
    • C.3桁
    • D.4桁
    解答を見る

    2

  3. 掛け算の答えの桁は何に合わせる?

    • A.最大値
    • B.最少有効数字
    • C.小数点以下の最大桁
    • D.電卓表示
    解答を見る

    1

  4. 12.3+4.567の適切な答えは?

    • A.16.867
    • B.16.87
    • C.16.9
    • D.17
    解答を見る

    2

  5. 6.00÷2.0の適切な答えは?

    • A.3
    • B.3.0
    • C.3.00
    • D.3.000
    解答を見る

    1

  6. 途中計算の丸めとして適切なのは?

    • A.毎行1桁にする
    • B.全桁を最後まで答案に書く
    • C.1〜2桁多く保持し最後に丸める
    • D.単位を消す
    解答を見る

    2

STEP 7

授業本文

ME-PH-01-P02 有効数字と計算結果の丸め

  • ブランド: Medvance
  • 講座: 基礎講座
  • 科目: 物理
  • 章: 物理量と測定
  • 前提: ME-PH-01-P01

今日のゴール

測定値の有効数字を正しく数え、掛け算・割り算と足し算・引き算で異なる丸め規則を適用できる。

受験での位置づけ

物理量は測定精度を含んだ数値である。電卓に多くの桁が表示されても、元の測定値以上の精度を主張してはいけない。有効数字は力学、熱、波、電磁気の数値計算すべてに共通する答案作法である。

この回のポイント

  • 先頭の0は位取りなので有効数字に数えない
  • 小数末尾の0は測定した桁を示すので数える
  • 掛け算・割り算は最も有効数字の少ない値に合わせる
  • 足し算・引き算は最も粗い小数位に合わせる
  • 途中計算では1〜2桁多く保持し、最後に丸める

定義・用語

有効数字とは、測定値の中で意味をもつ桁である。$0.0120\ \mathrm{m}$ では、先頭の0は小数点の位置を示すだけで、有効な桁は1、2、末尾の0の3桁。末尾の0は「$0.0001\ \mathrm{m}$ の位まで測定した」という情報を表す。

科学表記 $a\times10^n$ を使うと桁数が明確になる。$1200\ \mathrm{m}$ が2桁なら $1.2\times10^3\ \mathrm{m}$、3桁なら $1.20\times10^3\ \mathrm{m}$ と書く。

核となる手順

  1. 各測定値の有効数字または最終桁の位を確認する
  2. 掛け割りか、足し引きかを判定する
  3. 途中計算では必要桁より1〜2桁多く残す
  4. 掛け割りは最少有効数字、足し引きは最も粗い位へ合わせる
  5. 最後の1回だけ四捨五入し、単位を付ける

例題A

縦 $2.5\ \mathrm{cm}$、横 $4.20\ \mathrm{cm}$ の長方形の面積を、有効数字を考えて求めよ。

解答A

  1. $2.5$ は有効数字2桁、$4.20$ は末尾の0を含めて3桁。
  2. 面積は掛け算なので、結果は少ない方の2桁に合わせる。
  3. 計算値は $2.5\times4.20=10.50$。
  4. 2桁へ丸めると $11$。単位は面積なので $\mathrm{cm^2}$。
  5. 答えは $11\ \mathrm{cm^2}$。

誤答比較

$10.50\ \mathrm{cm^2}$ とそのまま書くと、元の $2.5\ \mathrm{cm}$ がもつ2桁より高い4桁の精度を主張してしまう。反対に、途中で $4.20$ を $4.2$ としても数値は同じだが、測定精度の情報を勝手に捨てることになる。計算前は桁を保持し、最後に規則どおり丸める。

演習

(1) $0.0120\ \mathrm{m}$ の有効数字は何桁か。

(2) $12.3\ \mathrm{cm}+4.567\ \mathrm{cm}$ を適切な桁で答えよ。

(3) $6.00\ \mathrm{m}\div2.0\ \mathrm{s}$ を適切な桁で答えよ。

解答

(1) 先頭の0は数えず、1、2、末尾の0を数えるので3桁。

(2) 足し算では小数第1位までの $12.3$ に合わせる。計算値 $16.867$ を小数第1位へ丸め、$16.9\ \mathrm{cm}$。

(3) 有効数字は $6.00$ が3桁、$2.0$ が2桁。割り算なので2桁に合わせ、$3.0\ \mathrm{m/s}$。

落とし穴

  • 小数末尾の0を消し、測定精度の情報を失う
  • 掛け算と足し算で同じ丸め規則を使う
  • 計算の各段階で丸め、丸め誤差を積み重ねる
  • 電卓表示の全桁を答案に写す

到達チェック

  • $0.0120$ が3桁である理由を説明できる
  • 掛け割りと足し引きの規則を区別できる
  • 科学表記で有効数字の桁数を明示できる
  • 途中計算では保持し、最後に1回丸められる

次Part

ME-PH-01-P03では、測定誤差と相対誤差を扱う。

補助

台本(12ブロック)を見る

開く

ME-PH-01-P02 Storyboard

0:00–0:25 ゴール

  • 電卓の桁と測定精度は別

0:25–1:30 桁の数え方

  • 0.0120を拡大表示
  • 先頭0と末尾0の役割

1:30–2:30 2つの規則

  • 掛け割りは桁数
  • 足し引きは位

2:30–5:10 例題A

  • 2.5×4.20
  • 10.50を11へ丸める根拠

5:10–6:10 誤答比較

  • 電卓表示を写す誤り
  • 途中丸めの危険

6:10–7:30 自力確認

  • 0.0120
  • 12.3+4.567
  • 6.00÷2.0

7:30–8:00 到達チェック

  • 規則を使い分けて説明

教材PDF・スライドPDFをダウンロードして復習できます。

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